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この本のどこが凄いかというと、彼は英国の鳥を原寸大で描いた本を作ろうとしたことです。小鳥を描くのであれば、本のサイズは小さくて済みます。しかし、大形の鳥を描こうとすると、大きな図版を必要とし本も大きくなります。この本の図版のサイズはタテ68センチ×ヨコ54センチもありますが、ちなみにグールドの著作の図版はタテ56センチ×ヨコ39センチです。セルビイはこの著作を、陸鳥(Land Birds)と水鳥(Water Birds)の2冊とし、陸鳥は89図版、水鳥は129図版としました。図版が大きければそれだけ厚い紙を使用するため、本の重さは増します。測っていないので正確な重さは分かりませんが、水鳥の巻は20数キログラムの重さはあります。火事場の馬鹿力でもなければこの本を持って走るのは無理でしょう。
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山階鳥研が所蔵する『英国鳥類学図譜』第1巻(陸鳥の巻)の扉。
タイトルの下にはイヌワシがキツネをつかんで飛んでいる姿が描かれている。 |
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