第19回 山階芳麿賞 贈呈式

2023年8月2日更新

7月13日、霞会館(東京都千代田区)で開催した東日本地区賛助会員の集いに先立ち、第19回山階芳麿賞贈呈式を行い、立教大学名誉教授の上田恵介博士に山階芳麿賞を贈呈しました。

山階鳥研NEWS 2016年9月号より)

贈呈式は尾崎副所長の進行で行われ、総裁の秋篠宮殿下が上田博士に賞状と記念メダルをお贈りしました。続いて飯田真也・朝日新聞社代表取締役会長が、副賞(朝日新聞社賞)として盾と賞金50万円の目録を贈呈しました。飯田会長が祝辞を述べたあと、山階芳麿賞選考委員長の林良博所長が挨拶し、選考理由について説明しました。最後に受賞者の上田博士が挨拶し、「名誉ある賞を受けられて大変うれしい。鳥の研究は非常に地道なもので、すぐにめざましい成果が出るような性質のものではないが、科学というのは広い土台を大勢の人が営々と積み重ねた上に素晴らしい成果が生み出されるもので、そういった研究の一端に関わることができたことは自分なりに誇りに思っています。賞をいただいてありがとうございます」とお礼の言葉を述べました。

山階芳麿賞は財団設立50周年にあたる1992(平成4)年に山階鳥研の創立者、故・山階芳麿博士の功績を記念して設けられました。表彰は隔年で行われ、日本の鳥類の研究または鳥類保護に関し特に顕著な功績のあった個人または団体に贈られます。

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