ジャパンバードフェスティバル2016 活動報告

2017年3月7日掲載

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2016年11月5日〜6日に、山階鳥研の地元、我孫子市で鳥と自然環境保護をテーマにしたお祭り、ジャパンバードフェスティバル(JBF)(実行委員長・林良博山階鳥研所長)が開催されました。多数の方々が来場して展示や販売、講演などをそれぞれ楽しんでいました。

水の館

山階鳥研 見にレクチャー

山階鳥研では恒例の「山階鳥研 見にレクチャー」を行いました。所員が交代で講堂でミニレクチャーを行うもので、整理券配布による、30分ごとに40名入場の総入れ替え制で、内容は山階鳥研の紹介や研究紹介など合計10題でした。2日間の入場定員880名に対して延べ697名の方にご来場いただきました。

鳥研入り口

山階鳥研正門の様子(11月6日)

アンケートでは「 とても面白かった」、「話を直接聞けてとても有意義だった」「保護は早めの行動がいかに大切かが分かった」などのコメントがありました。玄関ホールに設置した募金箱に26,808円の募金をいただきました。いただいた募金は鳥類の保護活動などに活用いたします。大変ありがとうございました。

>>2016年「見にレクチャー」の講演タイトルリスト *11/511/6

見にレクチャー2016

「見にレクチャー」風景。講演する尾崎副所長

鳥学講座

鳥学講座は、毎年JBF にあわせて、山階鳥研と我孫子市鳥の博物館が共催する催しです。今回の講座は、11月5日に、「コアジサシ保全活動の現場から」と題して、東京都市大学講師・NPO法人リトルターン・プロジェクト代表の北村亘(わたる)さんに講演をお願いしました。講演では、東京都大田区の下水処理場の屋上で繁殖するコアジサシの保護活動を、市民ボランティアの協力を得ながら行うようすが紹介されました。

鳥学講座2016

鳥学講座で講演する北村亘さん

アンケートでは「初めてコアジサシを知ったが、話がわかりやすく興味深く聞いた」、「市民、研究者、行政の協同のモデルとして大変興味深く聴くことができた」、「プロジェクトについては知っていたが、研究結果がたくさんあり、面白く、興味深いものが多く、勉強になった」といったコメントがありました。当日は89名の参加者がありました。

>>第26回鳥学講座レジュメ

※ JBFについては、ジャパンバードフェスティバルのウェブサイトをご覧ください。

※ 2012年度より全日本バードカービングコンクールはジャパンバードフェスティバルとは別に開催されています。2016年度のバードカービング 山階鳥研所長賞はこちらのページでご覧ください。

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