見学会以外のイベント
8/4(日)山階鳥研の尾崎副所長が京都市動物園でヤンバルクイナのお話をします。
沖縄北部のやんばる地域では、外来種マングースなどの侵入によって減少した希少固有種ヤンバルクイナの保護増殖事業と野生復帰作戦が進められており、山階鳥研はそれを評価するための追跡調査を実施しています。その結果わかったヤンバルクイナの生態や捕食害などの問題点、将来への展望について尾崎副所長がお話しします。
このイベントに参加するには事前のお申し込みが必要です。
山階鳥研は京都市動物園と連携協定を締結しています。
- 動物園DEサイエンストーク
「ヤンバルクイナの野生復帰作戦」
- 【日時】2024年8月4日(日)13:30〜14:30(開場 13:15)
- 【会場】京都市動物園 レクチャールーム(〒606-8333 京都市左京区岡崎法勝寺町岡崎公園内) アクセス
- 【講師】尾崎清明(山階鳥研 副所長)
- 【参加費】無料(入園料は別途必要)
- 【定員】60名(要事前申込・先着順)
- 【申込方法】京都市動物園 イベントページにある申し込みフォームからお申し込みください。
- 【申込募集期間】2024年7月2日(火)〜8月2日(金)
- 【主催】京都市動物園 【共催】(公財)山階鳥類研究所
- 【問合せ】京都市動物園 生き物・学び・研究センター(電話:075-771-0210)※9:00〜17:00 ただし、動物園休園日を除く
7/13(土)〜11/4(月・祝)我孫子市鳥の博物館で企画展「「山階芳麿博士の作った図鑑」ー『日本の鳥類と其の生態』ができるまでー」が開催されます。
山階芳麿(やましなよしまろ)博士が1934年、1941年に出版した2冊組の図鑑『日本の鳥類と其(そ)の生態』は通称「山階図鑑」と呼ばれ、出版から90年が経った現在も、多くの鳥類を研究する人たちに活用されています。今年は、山階鳥研が我孫子市に移転して40年です。これを記念して、本企画展では「山階図鑑」の内容や、山階博士をはじめとする図鑑制作に関わった人々の仕事について紹介します。ふだんは見ることのできない貴重な資料や、初公開となる原画が展示されます。版画家・長島充さんの講演や、山階鳥研所員によるギャラリートークなどのイベントも開催されます。
- <我孫子市鳥の博物館 第93回企画展>
「山階芳麿博士の作った図鑑」ー『日本の鳥類と其の生態』ができるまでー
- 【日時】2024年7月13日(土)〜11月4日(月・祝) 9:30〜16:30 ※毎週月曜日休館(祝日の場合、翌平日が休館)
- 【入館料】一般300円、大学・高校生200円、割引あり(詳しくは博物館のウェブサイトでご確認ください)
- 【会場】我孫子市鳥の博物館(〒270-1145 千葉県我孫子市高野山234番地3号) アクセス
- 【詳細・問合せ】我孫子市鳥の博物館 電話 04-7185-2212
- 【展示品情報】出展目録(PDF)
![](images/202404torihaku_kikaku93_02.jpg)
写真(左)企画展チラシ (右)山階図鑑
- <関連イベント>
- 1. 【鳥博セミナー】「もう一つの木版画木口木版・西洋と日本の歴史と技法山階図鑑のイラストに使用された版画」
- 【日時】2024年9月22日(日)13:00〜15:00
- 【場所】我孫子市鳥の博物館
- 【定員】先着50名(電話予約)
- 【講師】長島充さん(画家・版画家)
- 2. 【鳥のサイエンストーク】
- 【日時】2024年8月17日(土)13:30〜14:15
- 【場所】オンライン
- 【講師】鶴見みや古 山階鳥研文化資料ディレクター
- 3. 【ギャラリートーク】
- 【日時】2024年8月31日(土)・10月6日(日)13:30〜14:30
- 【場所】我孫子市鳥の博物館 企画展示室
- 【講師】我孫子市鳥の博物館 企画展担当・山階鳥研所員
9/21(土)山階芳麿賞記念シンポジウムを開催します
ペンギンやウなどの海鳥類をはじめ、ウミガメ類や、海産哺乳類など、潜水する生き物が、どんな深さにどのくらいの時間潜って、何をしているのかは、以前は知る方法がありませんでした。今回山階芳麿賞を受賞された内藤靖彦 国立極地研究所名誉教授と研究グループは、世界に先駆けて動物装着型の記録計を開発し、その後電子式の潜水記録計(データロガー)を開発して、これらの生き物の生態解明に大きな貢献をされました。現在バイオロギングと呼ばれるこの研究手法によって、深さや時間にとどまらず、移動の速度や加速度などのデータ、さらにロガーをつけた個体の側から見た画像も得られるようになり、その結果、幅広い分野で大きな研究の進展がみられたのです。
シンポジウムでは内藤名誉教授と研究グループのメンバーに、バイオロギングの始まりから、現在の鳥類学における研究の広がりまで、わかりやすく紹介していただきます。
- 第23回山階芳麿賞記念シンポジウム
「超小型の記録計で動物の生活を探る〜バイオロギングの歩みと動物研究」
- 【日時】2024年9月21日(土)13:30〜16:00(開場12:30)
- 【会場】東京大学弥生講堂(東京都文京区弥生1-1-1 東京大学農学部内) 東京メトロ南北線東大前駅徒歩1分、東京メトロ千代田線根津駅徒歩8分 アクセス
- 【参加費】無料
- 【申込み】不要
- 【定員】300名(先着順)
- 【講演】
内藤靖彦(国立極地研究所名誉教授)「バイオロギングの始まりとゾウアザラシ、そして鳥類の生態解明へ」
佐藤克文(東京大学大気海洋研究所教授)「ペンギン遊泳のダイナミックス」
高橋晃周(国立極地研究所教授)「バイオロギングによる海鳥研究の最前線」
- 【質疑応答】内藤靖彦・佐藤克文・高橋晃周
- 【主催】(公財)山階鳥類研究所
- 【共催】朝日新聞社
- 【後援】我孫子市
山階芳麿賞について詳しくはこちらのページをご覧ください
7/22(月)東日本・中部日本地区賛助会員の集いを東京で開催します。
東日本・中部日本地区賛助会員の集いを下記の日程で開催します。対象地区の賛助会員の皆様には、詳細が決まり次第ご案内を差し上げます。対象地区以外の会員で参加をご希望の方は下記事務局までお問い合わせください。
>> 賛助会員についてはこちらから
当日は第23回山階芳麿賞贈呈式を合わせて開催いたします。
>> 山階芳麿賞についてはこちらから
- 東日本・中部日本地区賛助会員の集い
- 【日時】2024年7月22日(月)18:00〜20:00(予定)
- 【場所】グランドハイアット東京(東京都港区)
- 【事務局担当】(公財)山階鳥類研究所事務局 菅原(すがわら)
電話:04-7182-1101 FAX:04-7182-1106
E-mail: kaiin☆yamashina.or.jp(メール送信の際は☆を小文字の@に変更してください)
このイベントは終了しました。見逃し配信でご覧いただけます。
1/28(土)宮城県でガンの国際シンポジウムが開催され、澤研究員がお話しします
中国、韓国、米国のガンカモ類研究者を招聘し、東アジアにおけるガン類の渡りに関する知見を総括して、今後の保全、管理について考えるシンポジウムが、次の通り開催されます。澤研究員が登壇します。
会場参加される場合は事前申し込みが必要です。また同時にオンラインで配信も行われます(オンライン配信は申込不要)。
- 国際シンポジウム「東アジアにおけるガン類の保全管理に向けて」
- 【日時】
2023年1月28日(土)10:00~16:30 終了しました
- 【会場】はさま会館(宮城県栗原市若柳川南南大通14-7)交通案内
- 【参加費】無料
- 【参加方法】
*会場参加:事前申込必要(定員100名)
*オンライン配信:申込不要(YouTubeチャンネルでライブ配信) こちらのURLより見逃し配信でご覧いただけます。
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- <プログラム>(予定)*海外の研究者3名の発表(英語)には逐次通訳が入ります。
- 基調講演
- 東アジアにおけるガン類の保全管理に向けて~科学的知見と枠組み~ David Ward 氏 (U.S. Geological Survey アメリカ地質調査所)
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- セッション「日本の雁」
- イントロ~過去・現在・将来~ 牛山克己 氏(宮島沼水鳥・湿地センター)
- 希少ガン類の保全と課題 呉地正行 氏(日本雁を保護する会)
- 増加するガン類の管理と課題 嶋田哲朗 氏(宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団)
- 日本におけるガン類追跡プロジェクト 澤 祐介(山階鳥類研究所)
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- セッション「東アジアの雁」
- 韓国のガン類の現状と保全管理 Hansoo Lee 氏(KoEco)
- 中国のガン類の現状と保全管理 Cao Lei 氏(中国科学院)
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- パネルディスカッション
- 東アジアのガン類の保全管理と国際協力
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- 【主催】日本雁を保護する会、ガンの里親友の会、EAAFPガンカモ類作業部会国内科学委員会
- 【詳細】ガンカモ類国内生息地ネットワークのウェブサイトでご確認ください。
このイベントは終了しました。引き続き見逃し配信でご覧いただけます。
3/27(日)オンラインで「WATARIDORI勉強会」第8回 ガン特集が開催されます。
ガンにどっぷりつかっている3人によるサイエンス・トークです。トークテーマは「日本のガン、最近どうですか!?」。「ガンって何?」という方にもよくわかる「日本のガン 3分 解説」コーナーも予定しています。
山階鳥研からは澤研究員が最近のガン類の発信器追跡の状況について紹介します。
山階鳥研の佐藤文男フェローが監修したドキュメンタリー映画「鳥の道を越えて」をオンデマンドでご覧いただけます。
山階鳥研の佐藤文男研究員(当時、現フェロー)が監修したドキュメンタリー映画をオンデマンド(有料)でご覧いただけるようになりました。
- 今井友樹監督新作公開記念特別上映
長編ドキュメンタリー映画「鳥の道を越えて」
- 配信サイト >> vimeo「鳥の道を越えて」 (有料)
- <作品紹介>
- 長編ドキュメンタリー映画「鳥の道を越えて」
- 【受賞】 平成26年度文化庁映画賞文化記録映画優秀賞 ほか多数
- 【監督】今井友樹
- 【監修】佐藤文男(公益財団法人山階鳥類研究所)
- 【製作】工房ギャレット 2014年 93分 ドキュメンタリー
- 【助成】文化芸術振興費補助金/公益財団法人トヨタ財団
- 【詳細情報】公式Facebookページ
野鳥を捕獲するカスミ網は、環境保全の見地から禁止されていますが、鳥類標識調査を含めた調査研究のためには、環境省の許可のもとに活用されています。また、福井県の環境省織田1級鳥類観測ステーションのように、以前はカスミ網猟を行う鳥屋場(とやば)だった場所を引き継いで科学研究のために役立てている場所もあります。
この記録映画は、古くは人々の暮らしに根付いた狩猟であったカスミ網猟を取り上げたもので、佐藤文男研究員が監修し、織田ステーションの網場のようすも作品の重要な要素として登場します。密猟問題などデリケートな事情もある難しいテーマですが、時代とともに人々の記憶から消えようとしている文化を記録したものとして有意義な作品だと思います。平成26年度文化庁映画賞文化記録映画優秀賞受賞。
![鳥の道を越えてチラシ](images/2021torinomichiwokoete.jpg)
<クリックすると大きい画像をご覧いただけます。>
>> 今井監督によるエッセー「祖父が教えてくれた渡り鳥」(「山階鳥研NEWS」2016年3月号掲載)も合わせてご覧ください。
このイベントは終了しました。見逃し配信でご覧いただけます。
1/30(土)希少ガン類のシンポジウム(オンライン)で澤研究員が講演します。
主催団体が、それぞれ取り組んできた希少ガン類の復元計画や標識調査の結果について、最新情報も織り交ぜて報告します。
このシンポジウムでは、保全研究室の澤 祐介研究員が講演します。
![希少ガンのシンポジウム](images/2021goose_symposium.jpg)
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1/17(日)にオガサワラカワラヒワの講演会で齋藤研究員が講演します。
日本で最も絶滅の危機にあると考えられる固有の鳥、オガサワラカワラヒワに関する講演会が、次の通りオンラインで開催されます。昨年非公開で行われた、島民・行政・専門家による保全計画作りワークショップの報告もされます。
この講演会では山階鳥研自然誌研究室の齋藤武馬研究員も講演します。是非ご覧ください。
東京駅前に山階鳥研の鳥類標本が展示されています。
東京駅前にできたJPタワーの学術文化施設「インターメディアテク」(IMT)が2013年3月21日に開業し、山階鳥研が寄託した標本約300点が展示されています。多数の来場者が訪れ、たいへん好評をいただいています。
- JPタワー学術文化総合ミュージアム「インターメディアテク」
- 【開館時間】11:00〜18:00(金・土は20:00まで。入館は閉館時間の30分前まで)
- 【定休日】月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日休館)、年末年始、その他館が定める日
- 【入館料】無料
- 【所在地】東京都千代田区丸の内二丁目7番2号 JPタワー2階・3階
- 【アクセス】JR・東京メトロ丸の内線東京駅徒歩1分、地下より直結
- 【ウェブサイト】http://www.intermediatheque.jp/
- 【問合せ先】03-5777-8600(ハローダイヤル)