研究・調査

2021年12月2日更新

「オガサワラカワラヒワ」のパンフレットができました

小笠原諸島にのみ分布するカワラヒワの亜種、オガサワラカワラヒワは、最近のDNA解析や形態比較による研究から、亜種ではなく、独立種であるという研究が発表されました。また、その推定個体数は、200羽を下回るとされており、現在、最も絶滅が心配される日本産固有鳥類種であると言われています。

オガサワラカワラヒワ_撮影川上和人氏

そのため山階鳥研は、「オガヒワの会」と共同で、サントリー世界愛鳥基金の助成を受けて、「オガサワラカワラヒワの普及啓発パンフレット」を作成しました。印刷版のパンフレットは、関係研究機関にて配布しておりますが、数に限りがございますので、今回電子版を用意いたしました。下記のリンク先からダウンロードが可能です。

2つのパターンがあり、「PC・スマホ版」は、A4サイズでスクロールすると全体が見られるようにレイアウトされていて、パソコン画面やスマホで見やすいものとなっています。「パンフレットオリジナル版」は印刷版のパンフレットと全く同じレイアウトになっているので、印刷をすればパンフレットが再現できます。

オガサワラカワラヒワを絶滅から救うためには、多くの方々にまずはどんな鳥なのかを知っていただくことが大切です。ぜひ、ダウンロードしていただいて、オガサワラカワラヒワに親しみを持っていただくとともに、保全活動にご協力ください。どうぞよろしくお願い致します。

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