小笠原諸島聟島列島へのアホウドリ再導入のため、2011年2月8日に伊豆諸島鳥島からヘリコプターで小笠原諸島聟島に移送して山階鳥研の研究員らが飼育していたヒナ15羽 が、5月25日までに巣立ちました。（プレスリリース pdf 参照）

ただし、4月30日に飼育サイトから1羽が姿を消しており、これは正常な巣立ちとしては早すぎると考えています。今回巣立ったヒナのうち、7羽に人工衛星で追跡できる発信器を装着しており、今後の行動についても明らかとなる予定です。

この事業は、山階鳥研が、環境省、米国魚類野生生物局、三井物産環境基金等の支援を得て実施しているものです。