山階鳥類研究所




(2011年11月1日更新)

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ヤンバルクイナ発見30周年のイベントが開催されました。

ヤンバルクイナの発見30周年を記念した「クイナの日まつり」(主催:クイナの日まつり実行委員会、後援:山階鳥研ほか)が、10月1日、国頭村環境教育センターで開催され、尾崎清明・山階鳥研副所長が「飛べないクイナのなぞーヤンバルクイナの発見と保全」と題して講演しました。講演では、発見のいきさつ、ヤンバルク イナの特性や減少の原因、保護の現状についてふれ、若い世代が関心を持って守ってゆくことが必要と述べました。
(山階鳥研NEWS 2011年11月号より)

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写真|クイナの日まつり
講演する尾崎副所長、左は長嶺隆氏
(写真:NPO法人どうぶつたちの病院 沖縄提供)
 
日本鳥学会公開シンポジウムで講演

9月17〜19日に大阪市立大学で開催された日本鳥学会2011年度大会の中で、公開シンポジウムが開催され、山階鳥研の所員が講演しました。また、大会の研究発表として、口頭発表とポスター発表をあわせて13題の発表にも山階鳥研の所員が参加しました
(山階鳥研NEWS 2011年11月号より)


写真|日本鳥学会公開シンポジウム
公開シンポジウムの総合討論(2011年9月19日、大阪市立大学)
 
小笠原の小学校でアホウドリをテーマに総合学習

アホウドリの小笠原再導入プロジェクトに携わっている出口智広研究員が、プロジェクトの地元、小笠原村の父島小学校で、地元の関係者と共同で、今年度の総合学習を担当して います。これまでの授業の内容は、「アホウドリの分布や1年のくらし」「減少の原因」「アホウドリの仲間の分布」「アホウドリの飛行のしくみ」「飼育の実際」などでした。

アホウドリ再導入プロジェクトで聟島にアホウドリが定着したあかつきには、地元の人に 守ってもらう必要があります。同研究員は、「保全は地域に根ざしてこそ意味があります。地元小笠原のお子さんたちにアホウドリのことを知ってもらい、大切 に思ってもらうことがアホウドリの将来のために重要と考えています。」と話しています。

この授業は、三井物産環境基金の助成を得て行っています。
(山階鳥研NEWS 2011年11月号より)


写真|父島小学校総合学習授業
アホウドリの翼と飛行について説明する出口研究員(右)
(2011年9月6日父島小学校)
 
アホウドリの講演会が開催されました。

2011年9月25日、千葉県手賀沼親水広場「水の館」(我孫子市)で、JBFプレイベント『アホウドリの保護および貢献を記念しての講演会』が行われました。これは、先に山階鳥研がアホウドリ保護活動により米国魚類野生生物局のリカバリー・チャンピオン賞を受賞したこと、また、我孫子市在住の内山春雄さんがミッドウェー環礁国立野生生物保護区から感謝状を受けたことを記念して開催されたものです。当日は特別ゲストの長谷川博・東邦大学教授、内山氏、出口智広・鳥研研究員が講演しました。
(山階鳥研NEWS 2011年11月号より)

 



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