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2003年1月31日更新分)
 

オオミズナギドリ、子育て中に1,000キロも移動
 

中型の海鳥、オオミズナギドリ(ミズナギドリ科)の子育て中の行動圏を人工衛星用発信機で追跡したところ、親鳥は繁殖地の伊豆諸島御蔵島と、三陸沖から北海道南岸沖までの間を、約1週間ごとに行き来していることがわかった。最も遠いものでは、1,000キロも移動していた。オオミズナギドリの繁殖中の行動圏や移動経路などは謎が多く、今回画期的な成果が得られたことになる。一連の研究では、2001年晩秋から開始した渡り調査で、御蔵島で繁殖するオオミズナギドリが、パプアニューギニアのビスマーク海で越冬することが初めて明らかになっている。
この研究は、文部科学省科学研究費補助を受けた「希少鳥類の生存と回復に関する研究」の一環で実施している。 (山階鳥研NEWS 1月1日号より抜粋)  2003.1.31


「ジャパンバードフェスティバル2002」が開催されました
去る11月16、17日、我孫子市生涯学習センター「アビスタ」と千葉県立手賀沼親水広場をメイン会場に、「ジャパンバードフェスティバル2002」が盛大に催され、山階鳥研も参加し、鳥に関する団体(NGO・NPO)、企業、行政がさまざまなイベントを行いました。2日間で、全国から4万3千名の方々が来場しました。 (山階鳥研NEWS 1月1日号より抜粋)  2003.1.31
ジャパンバードフェスティバルの活動報告はこちらをご覧ください。


 

 

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