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2002年12月27日更新分)

NHK「ラジオ深夜便」に研究員出演
 NHKラジオ第1「ラジオ深夜便」のなかの「サンデートーク」コーナーに茂田良光研究員が出演します。ぜひ、お聞きください。 2002.12.27

放送日: 2003年1月5日(日)午後11時15分から
2003年1月6日(月)午後0時45分まで
(途中に午前0時のニュースが入ります)


「鳥の絵葉書 第14集」ができました
 山階鳥研では、所蔵する英国の鳥類学者ジョン・グールド著作の鳥類図譜から絵はがきを作成しています。
第14集には、ベンガルショウノガン、シロガシラヒメアオバト、オジロハチドリ、アカハラシキチョウ、クロアカミツスイ、コイカルの6点を選びました。6枚1セット600円で販売しております(送料別)。ご希望の方は事務局までお知らせください。 2002.12.27
E-mail: bird@yamashina.or.jp


アホウドリを人工衛星で追跡
  2002年5月、繁殖期以外の行動圏を調べる目的で、鳥島のアホウドリ9羽に人工衛星用発信機を装着した。9月に最後の個体の電波が途絶え、4カ月以上の追跡に成功した。
 アホウドリは秋から翌年の春まで繁殖のため鳥島とその周辺の海域で過ごすが、5月ごろに島から離れ、関東、東北、北海道の太平洋側の沿岸を北上し、夏の間は北太平洋のアリューシャン列島周辺海域やアラスカ湾で過ごすことが、これまでの調査でわかっている。今回はこれを裏付けるデータが得られた。
 この一連の調査は、日米渡り鳥等保護条約に基づいた日米両政府の共同研究で、山階鳥研は環境省の委託を受けて実施している。 (山階鳥研NEWS 12月1日号より抜粋) 2002.12.27


海外の研究者来所
写真左:所内セミナーで話をされるロドウェルさん(右)。左はアーチボルトさん。 所員にあいさつされるニュートン教授(左から2人目)とペティー博士(右から2人目)、橘川博士(右)。左端は山岸所長。
 去る10月25日、今年度のロレックス賞受賞者、リンディ・ロドウェルさんと国際ツル財団、ジョージ・アーチボルト理事長が山階鳥研を訪問されました。ロドウェルさんは南アフリカで、主にホオカザリヅルの研究と保護活動を行っています。同日午後に行われた所内セミナーで、自身の研究についてお話しいただきました。
  また30日には、英国生態学・水文学研究所、イアン・ニュートン教授と元英国森林局北方研究所、スティーブ・J・ペティー博士、豪クイーンズランド大学名誉教授、橘川次郎博士が訪問され、資料や研究室をご覧になりました。翌日には東京都内で開催された「猛禽類の研究と保全に関する講演会」(同実行委員会主催、山階鳥研などが後援)で、長年研究されてきた英国のハイタカとオオタカについて講演されました。 (山階鳥研NEWS 12月1日号より) 2002.12.27



秋篠宮総裁が研究室を視察
 去る9月18日に秋篠宮文仁総裁が来所され、所員会議と所内セミナーに参加されたおり、第1研究室に新しく入った実験機器(シークエンサー)をご覧になりました。このシークエンサーは、様々な鳥のDNA塩基配列を解読するために使われます。解読されたDNAのデータによって、どの種とどの種が近縁であるか、あるいは、ある地域個体群間に遺伝的交流があるか、ということがわかります。新しく入ったシークエンサーは従来のものより、高性能で実験の能率が飛躍的に向上することが期待されます。 2002.12.27

 

 

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