山階鳥類研究所




(2011年5月1日更新)

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アホウドリの移送4年目

山階鳥研が環境省、アメリカ合衆国魚類野生生物局ほかと共同で行っている小笠原への再導入プロジェクトで、伊豆諸島鳥島からの4年めの移送が行われました。

2008 年から昨年までに合計40羽のヒナを移送し、すべてが無事巣立っていますが、今年は2月2日に鳥島燕崎のヒナ15羽をヘリコプターで聟島に移送しました。(→ ヒナ移送の話題を見る) ヒナは聟島にキャンプしている山階鳥研スタッフによって5月下旬ごろまで人工飼育される予定で、現在順調に発育しています。

現地では、4月上旬の時点で、初年度の2008年に人工飼育によって巣立った3歳の個体6羽(→ 2008年巣立ちヒナ帰還1羽目の話題を見る →2羽目の話題を見る)と、2年目の2009年に巣立った2歳の個体1羽(→ 2009年巣立ちヒナ帰還の話題を見る)の合計7羽の飛来が確認されています。この帰還によってアホウドリの小笠原再導入の先行きが一層明るいものになりました。
(山階鳥研NEWS 2011年5月号より)


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2008年に巣立ったY10(雌、左)とY07(雄)の求愛ダンス。
Y10は2010年8月4日にアリューシャン列島の海上で撮影された。
右端は今年移送したヒナ、左端は誘致のためのデコイ
(4月1日聟島飼育サイトにて)
 
米国魚類野生生物局からリカバリーチャンピオン賞受賞

米国魚類野生生物局は、3月18日、2010年のリカバリー・チャンピオン賞を山階鳥研を含む29件に贈ると発表しました。リカバリー・チャンピオン賞は、絶滅危惧種の保全について、同局のスタッフとそのパートナーを表彰するものです。山階鳥類研究所が受賞するのは20年近い保護活動によってアホウドリの復活を助けてきた業績によるもので、国外の団体の受賞は初めてです。

 >> 米国魚類野生生物局からのリカバリー・チャンピオン賞通知(PDFファイル)

(山階鳥研NEWS 2011年5月号より)

 
科学研究費成果発表会を開催

山階鳥研では、文部科学省科学研究費補助金(特定奨励費)を受けた「山階鳥類研究所データベースシステムの構築と公開」の平成22年度成果発表会を、2011年2月9日に千葉県手賀沼親水広場(水の館)で開催しました。また、翌10日には研究調整会議を開催し、外部評価委員の方々に、前日の発表会を踏まえて、特定奨励費による研究を中心に山階鳥研の今後の活動の方向づけについて討議をお願いしました。

ふたつの催しには総裁の秋篠宮殿下が臨席されました。
(山階鳥研NEWS 2011年5月号より)

 
中部日本地区賛助会員の集いを開催

2011年2月14日、長野ホテル犀北館(長野市内)で「中部日本地区賛助会員の集い」を開催しました。総裁秋篠宮殿下のご臨席をあおぎ、なごやかに歓談のひとときを過ごしました。


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なごやかな懇親会の様子
 
この集いでご祝辞を賜りました、阿部守一・長野県知事、乾杯の発声をお願いいたしました鷲澤正一・長野市長、世話人代表の小坂健介・信毎文化事業財団理事長ほか事務局の皆様に厚く御礼申し上げます。
山階鳥研NEWS 2011年5月号より)


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ヤンバルクイナの現在と保護について講演をする尾崎副所長



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