山階鳥類研究所




(2011年2月3日更新)

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第4回コウノトリ未来・国際かいぎが開催されました

2010年10月30、31日、コウノトリの野生復帰を進めている兵庫県豊岡市で、第4回コウノトリ未来・国際かいぎ(主催:兵庫県、豊岡市、共催:コウノトリ野生復帰推進連絡協議会)が開催されました。

「野生復帰がもたらすもの〜コウノトリが紡ぐ いのち・地域・経済・文化〜」というテーマで開催されたこの会議では、生物多様性の保全のためには、生物学的な研究だけではなく、社会的な意識や農業をはじめとする産業の変革が必要であることが示され、豊岡市をはじめとする地域でのさまざまな実践が紹介されました。

本年の実行委員長は、林良博山階鳥研所長が務めました。これまでも第1回(1994年)と第2回(2000年)は黒田長久所長(当時)、第3回(2005年)は山岸哲所長(当時)と、山階鳥研の代々の所長が務めています。
(山階鳥研NEWS 2011年1月号より)


写真|第1日めの総括を行う実行委員長の林良博 山階鳥研所長
第1日めの総括を行う実行委員長の林良博 山階鳥研所長(写真提供:豊岡市)
 
COP10生物多様性交流フェアで山階鳥研のアホウドリの保全活動が紹介

2010年10月に名古屋で開催された生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)とそれに先立つカルタヘナ議定書締約国会合の会議場に併設される形で、屋外展示会「生物多様性交流フェア」が開催されました。この環境省のブースと国立科学博物館のブースで、山階鳥研のアホウドリの保全活動が紹介されました。
(山階鳥研NEWS 2011年1月号より)


写真|生物多様性交流フェアに出展した環境省のブースでのアホウドリ保全活動の紹介
生物多様性交流フェアに出展した環境省のブースでのアホウドリ保全活動の紹介(写真提供:環境省)
 
山岸名誉所長がコウノトリの郷公園長に就任

山岸哲(やまぎし・さとし)山階鳥研名誉所長・新潟大学特任教授は、2010年7月に亡くなった増井光子前園長の後任として、2010年10月15日付で兵庫県立コウノトリの郷公園園長に就任しました。
(山階鳥研NEWS 2011年1月号より)




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