山階鳥類研究所



(2007年11月30日更新)

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アホウドリ 小笠原再導入 来春のヒナ移送が本決まりに
 
山階鳥研が行っている小笠原諸島(聟島)へのアホウドリの再導入計画について、2006〜2007年に行われた近縁種による飼育の模擬実験の結果をもとに、2007年9月12日に環境省で「平成19年度野性生物保護対策検討会アホウドリ保護増殖分科会」が開催されました。この会議でアホウドリのヒナの移送が了承され、来年(2008年)2月に伊豆諸島の燕崎繁殖地から約40日齡のヒナ10羽をヘリコプターで移送し、聟島で人工飼育を行うことになります。この事業は、山階鳥研が環境省の協力を受けて米国魚類野性生物局と共同で実施します。(山階鳥研NEWS 2007年11月号より)


小笠原諸島聟島北西部の調査地


DNA講習会を開催
 2007年9月21〜24日の4日間で、当研究所の客員研究員である山本義弘氏を講師に「鳥類ミトコンドリアゲノム全塩基配列決定法」の講習会が兵庫医科大学(兵庫県西宮市)で行われました。
 受講生は、PCR法とファージンショットガン法を組み合わせて、鳥類のミトコンドリア
DNAの全ての塩基配列を決定する手法を実習しました。
(山階鳥研NEWS 2007年11月号より)


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