Ogawa Minori
受入番号 OM22
タイトル 最近十年間 日本鳥類の去來及搆巣に關する報告 一
1903
形態 230pp. 21×17cm

1893~1902年の日本各地における鳥類の去来と搆巣に関する報告。本書には九州地方(壱岐、対馬、薩摩、大隈、肥前、長崎県、肥後、豊前、筑前、筑後)の各測候所で作成した「鳥類報告」からの記録が謄写されている。『鳥界雜觀 自明治34年4月 至明治35年8月』(OM19)の明治35.8.16の記録によれば三紀は、甲府測候所にて鳥類報告が行われていること、また『鳥界雜觀 自明治35年8月 至明治36年9月』(OM20)の明治35.9上旬の記録からも、沼津測候所でも同様の記録がある事を知ったと記されている。三紀はこれらの記録により、その後、鳥類報告を全国的に収集することを思い立ち、各地の報告を写したと思われる。そして、それらを清書・製本したものが本報告書3冊(OM22~OM23)であると推測される。
旧蔵情報
東京大学蔵書票有
東京大学登録番号(AVES 38)


×ウィンドウを閉じる

Copyright 2002, Yamashina Institute for Ornithology. All rights reserved.